Company
会社情報

創業からのあゆみ

当社の前身は、1950年10月15日に神奈川県小田原市に富士写真フイルム株式会社(現富士フイルムホールディングス株式会社)の下請け事業として、補修用機械部品製作や生産設備のメンテナンスを行う目的で設立した有限会社小田原鉄工所であります。その後東京方面からの受注を求めて、1951年に東京都品川区へ東京工場を開設したことで大手精密機械や油圧機械メーカーとの取引により、業容を拡大し1952年に株式会社小田原鉄工所へ改組いたしました。
 

そのなかで、当時の路線バスのワンマン化への移行をとらえ、「軟券式整理券発行機」を開発して生産したのが始まりであります。1971年には運賃として投入した硬貨を両替用種銭として再利用するという他社製品にはない構造を持った「硬貨循環式運賃箱」を発売しました。また、1977年には紙幣両替機も独自に開発し、この紙幣判別技術を運賃箱に応用した業界初の「紙幣自動両替機付き運賃箱」を発売いたしました。その他にも、自動券売機や銀行ATM用コインユニットを手がけ、紙幣、硬貨、カード関連の処理に特化した技術を蓄積していきました。
 

1979年10月、組織を効率的に運営することを目的に、株式会社小田原鉄工所は資本金20,000千円で株式会社小田原機器、資本金10,000千円で株式会社小田原エンジニアリングを設立し、機器事業部、電装事業部の営業権をそれぞれの会社に譲渡することにより、分社化いたしました。当社は株式会社小田原鉄工所から機器事業部の営業権を譲受け、従業員120名でワンマンバス機器関連の事業を引継ぎました。
 

当社設立以降の主な変遷は以下のとおりです。

沿革

(2023年3月現在)

年月 沿革
1950年10月 有限会社小田原鉄工所を神奈川県小田原市に設立(資本金200千円)
1951年4月 東京工場を東京都品川区に開設
1952年10月 株式会社に改組、株式会社小田原鉄工所とする(資本金600千円)
1965年1月 ワンマンバス機器の生産をスタート
1969年3月 九州営業所を福岡県福岡市に開設
1969年6月 機器事業部、電装事業部の2部門に組織変更、大阪営業所を兵庫県西宮市に開設
1971年9月 東京工場を閉鎖、東京営業所を東京都品川区に開設し、本社移転
1974年4月 仙台営業所を宮城県仙台市に開設
1977年7月 東京営業所を閉鎖し、本社を神奈川県小田原市に移転
1979年10月 資本金20,000千円で株式会社小田原機器を神奈川県小田原市中町に設立、株式会社小田原鉄工所から機器事業部の営業権譲渡を受ける
1981年6月 東京営業所を東京都港区に開設
1998年1月 九州営業所を西日本営業所に名称変更、大阪営業所を関西営業所に名称変更
1999年10月 内製化強化のため、100%子会社である株式会社オーバルテック(現 連結子会社)を株式会社小田原機器本社内(神奈川県小田原市中町)に設立
2001年7月 ISO14001を認証取得
2002年11月 ISO9001を認証取得
2003年3月 株式会社オーバルテック本社工場を神奈川県小田原市扇町に新設し、株式会社小田原機器本社内より移転
2009年3月 ジャスダック市場(現 東京証券取引所 スタンダード市場)に上場資本金を319,250千円に増資
2017年2月 仙台営業所を宮城県仙台市太白区の区内で移転
2017年9月 関西営業所を大阪府淀川区に移転
株式会社指月電機製作所の情報機器システム事業を譲受け
2017年11月 ソタシステム株式会社の株式を取得し、子会社化
2017年12月 ソタシステム株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化
2020年7月 株式会社アズマの事業を吸収分割により承継
2022年4月 東京証券取引所の市場再編に伴い、スタンダード市場に上場
2022年10月 RX-FCM 型 運賃収受機が「2022 年度グッドデザイン賞」を受賞

RX-FCM 型 運賃収受機が「2022 年度グッドデザイン賞」を受賞

「RX-FCM型 運賃収受機器」グッドデザイン2022賞を受賞
グッドデザイン2022賞を受賞 丸山社長、技術部鈴木
お問い合わせ

株式会社 小田原機器へのお問い合わせはこちらより承ります。

0465-23-0121
受付時間: 8:45~17:30 (土日、休日除く)
メールでお問い合わせ

ページトップ